インドアビューのPhotoSphereを見ていると、周りから中心に向かって絞り込んだような天底の画像処理を見かけます。あれと同様な画像処理をGIMPでやってみました。
事前処理としてG'MICで極座標変換をしておきます。
最初に処理したい範囲を自由選択等で選択します。次にツールバーで「フィルタ → 変形 → 渦巻と吸い込み」を使います。渦の方向値をゼロとすると真っ直ぐ中心に向かって吸い込みが出来ます。吸い込む量と半径は最大とします。
天底はスタンプで処理可能ですが、床の模様等に因ってはかなり面倒なので、手抜きしたい時には手軽な方法です。
この記事はずいぶん前に書いていたのですが、投稿するのを忘れていました。
[p.s. 2017/08/24] 画像編集後に回転出来なくなる方へ
安定版のGIMP 2.8.22を使うと、GPano(Photo Sphere XMP メタデータ)が欠落します。GIMP開発版ではGPanoも保存されます。開発版のGIMPを使用するか、編集後にGPanoを付加してください。
参照:How to add mandatory Photo Sphere meta data to an equirectangular image
[p.s. 2017/09/25] コメントを頂くのはありがたいのですが・・・
いとうべっくさんへ、ご期待した返答では無かったのかも知れませんが、一ヶ月も経つのに何の返事も無いのは何なんでしょうね? 解決した等の一言の返事も頂けないのは別のサイトでご指導を得たからなのでしょうか?
べっくさんのGoogleマップへの投稿を見てみると、すでに解決はしているようです。
Googleマップヘルプフォーラムへの投稿を読んでみると、あなたは 教えて君 ですね。
はじめまして
返信削除私も、天底(Nadir)処理にこの渦巻のような物ができないかと探していた
貴殿のこのサイトにたどり着ました。確かに処理はできたのですが
元のファイルはGoogleMapにて指定の場所でクリクリまわせるのですが
この「GIMP」で処理したファイルをアップロードするとクリクリすることができなく
なりました。
ファイルの出力時に注意することがあればご指導いただければ幸いです。
ちなみに今回はエクスポートにてjpgに出力しました。
いとうべっく さん、こんにちは。
削除コメントありがとうございます。本文の方に少し追記しました。
編集した画像がPhotosphereとして認識出来なくなる理由は
GPano(Photo Sphere XMP メタデータ)の欠落です。
1.GPanoを消さない画像編集ソフトを使用する
2.編集前の画像からGPanoをコピーする
3.編集後にGPanoを新たに付加する
上記三種の解決方法があります。
GIMPは最新版の2.8.22をお使いだと推定します。これ以外に開発版のGIMP 2.9.xがあるのですが、これを使うとGPanoの欠落は生じません。※現在2.9.4 or 2.9.5が入手可能
Googleマップヘルプフォーラムの投稿を見ました。編集後のファイルをPTGuiで再編集することでもGPanoを付加させることが可能です。
いとうべっくさんへ
削除頂いたコメントに対して返信しましたが、それに対しての返信がありません。読んで頂いたのかも分からないし、解決したかどうかも分かりません。
一ヶ月経ちましたが、実社会でもネットでも聞きっぱなしは失礼ですよ!