2017年2月27日月曜日

デジイチでPhotoSphereの撮影(仰角15度)

デジタル一眼レフ用のストリートビュー撮影機材を使用した撮影では、7.5度仰角を付けて周囲を4枚撮影し、天底の三脚部分は写らないのでデジタル加工しているようです。これを参考にし同様な撮影を手持ちのパノラマ雲台で撮影してみました。手軽に撮るために仰角は15度に設定しています。真下と三脚をずらして撮った写真を別途に撮影しています。撮影機材は35mmフルサイズのEOS6D、SIGMA 8mm 円周魚眼、Nodal Ninja 4、PTGui Pro です。自分の影が写り込まないようにスマホのアプリでリモート撮影も可能ですが、ワイヤードリモコンで撮影してます。※最新のNN6だと仰角7.5度も簡単に設定出来るようです。

左側は周囲の4枚だけで作成した天底で、仰角を付けたため不足する天底部分は黒くなってます。中央は三脚部分が分かるように合成してみました。これを見ると仰角15度はちょうど良い角度みたいです。右側は三脚消し用の画像と合成し完成した天底です。

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天頂部分の撮影は簡単なのですが、青空の場合は合成に必要なコントロールポイントの検出が難しいので、仰角を付けて天頂まで撮る方法は有効です。周囲の撮影は3枚でも足りるはずなので、天底用を含めて最低4枚で合成出来そうです。

カメラを手持ちや一脚を補助に使って撮影する時も三脚を広げたくらいの外から斜めに撮影すると、合成した時に足が入らずに出来上がるようです。

2017年2月23日木曜日

デジイチを手持ちで360度パノラマ写真撮影

三脚にパノラマヘッドを載せ水平を取り撮影って、機材一式が重たいし結構面倒なので、お手軽に手持ちで撮影してみました。レンズから糸を垂らしてその周りを回りながら撮るやり方がYouTubeに載ってますが、あれを糸も使わずカメラだけで撮影です。中心点はつま先で、カメラの高さはファインダーを覗く目の高さで合わせてます。カメラを少し上向きにして周囲を4枚撮影、天頂撮影は省略しました。天底は視点をずらして影消し用を兼ねて1枚撮影です。下記の5枚ですが、結果から言えば、周囲の4枚はもう少しだけ上向きに、天底はあと靴半足分だけ後ろで撮れば完璧だったかも。※天頂はギリギリセーフだけど、頭の影部分が少しだけ被ってます。次回は一脚を使ってもう少し楽な撮影に挑戦!

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2016年12月26日月曜日

PhotoSphereのサムネイルが壊れてる

Googleマップの自分の投稿やマップの下部に表示されるサムネイルが一部破損しているようです。三角形の中にビックリマークが表示されていますが、クリックしてみると正常に表示できます。単にサムネイルが壊れていると思われますが、そのうちに修復してくれるのかな?
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サムネイルは修復されていました。

愛宕神社の夜景(福岡市西区)


福岡都市高速道を走る車のヘッドライトと福岡タワー周辺の高層ビル群を一度に眺めることが出来る夜景スポットです。

この愛宕神社ですが、現在Googleマップ上では鷲尾愛宕神社(わしおあたごじんじゃ)と表示されています。公式ウェブページでもそんな名前は使っていません。マップで愛宕神社を検索しても表示されますが、鷲尾愛宕神社とは別のリスティングになってます。昔からあった愛宕神社を誰かが鷲尾愛宕神社と書き換え、また別の誰かが愛宕神社を追加したようです。愛宕神社の方に登録された写真にはアフリカ・ガーナ南方の北大西洋上(0°00'00.0"N 0°00'00.0"E)のジオタグが付いています。このリスティングを修正しようとしても「情報の修正を提案」が無く修正は不可能です。重複したリスティングと言うことでいずれ統合化、一方が削除になることでしょう。リスティングが削除されると、それに追加されていた写真もGoogleマップから削除されるようです。

2016年11月7日月曜日

360度動画の作成手順(PowerDirector 15)

細かい手順を忘れてしまうので自分宛てのメモです。PowerDirectorをバージョンアップしたら上手くつながらなくなりました。GIMPでのアスペクト比変更を止めたら出来ました。

  • 素材はスマホで撮影したPhotoSphere  サイズは9728x4864のEquirectangular画像
  • GIMPを使って、上記を3840x1920にリサイズ
  • PowerDirectorに読み込み、所要時間で再生時間を設定する。※初期値は5秒
  • 必要に応じて複数枚を読み込み、上記所要時間を設定可能
  • MPEG-4 3840x1920/30p(50Mbps)で出力
    • ※オンラインでYouTubeへ出力するとメタデータは付加されるので下記は不要
  • Windows用の360 Video Metadata アプリで動画用のメタデータを付加する
  • Youtubeにアップロード

BGMを付けてオンラインでアップロードしてみました。

2016年10月26日水曜日

360度動画の作成

YouTubeで360度動画のアップロードや再生がサポートされているので試してみました。RICOH THETA Sを持っていれば簡単に360度動画が作れるけど持っていないので、スマホで作成したEquirectangular画像を基に動画を作成してみました。


先ずはYouTubeのヘルプから下記を参照です。

バーチャルリアリティ動画のところに下記のようなお勧め設定と注意書きが書いてありました。
  • コンテンツはアスペクト比 16:9
  • 解像度 3840x2160(2160p)
  • 正方画素(ピクセルまたはスケールのアスペクト比が 1:1)を保持
  • 3840x2160 ピクセルすべてを使用した映像である必要がある
  • アップロードされた VR 画像は横に引き伸ばされたように見えるはず
  • 360度効果の処理まで少し時間が掛かる。処理が終わると画面左上にパンボタンが表示される
  • パンボタン、WASDキー、マウス等で動かせます。

360度静止画の場合はアスペクト比が2:1なので、これを処理すればいいのか良く分かりません。16:9以外のアスペクト比で普通の動画をアップロードすると上下左右の何れかに黒い帯が表示されるはずです。試しにムービーメーカーで1920x1080の動画を作成しメタデータを付けてアップロードしてみたら、上下にブラックホールが現れました。参照:テスト1動画

静止画を複数用いて作成すればパンの途中で画像が切り替わる。参照:テスト2動画

元画像をアスペクト比16:9に変形してメタデータを付けてアップロードすると上下のブラックホールがなくなった。真後ろの黒線は残ってます。 参照:テスト3動画

ムービーメーカーでは1920x1080、1枚の再生時間が30秒までしか作成出来ないようなので、以後はPowerDirectorで作成することにした。※再生を停めてもパンは可能なので、再生時間は30秒でも大丈夫です。

9728x4864のEquirectangular画像をGimpでアスペクト比16:9、3840x2160に縮小、PowerDirectorで動画に変換を行い、動画用のメタデータを付けてYouTubeにアップロードすれば360度動画が完成です。