2016年10月26日水曜日

360度動画の作成

YouTubeで360度動画のアップロードや再生がサポートされているので試してみました。RICOH THETA Sを持っていれば簡単に360度動画が作れるけど持っていないので、スマホで作成したEquirectangular画像を基に動画を作成してみました。


先ずはYouTubeのヘルプから下記を参照です。

バーチャルリアリティ動画のところに下記のようなお勧め設定と注意書きが書いてありました。
  • コンテンツはアスペクト比 16:9
  • 解像度 3840x2160(2160p)
  • 正方画素(ピクセルまたはスケールのアスペクト比が 1:1)を保持
  • 3840x2160 ピクセルすべてを使用した映像である必要がある
  • アップロードされた VR 画像は横に引き伸ばされたように見えるはず
  • 360度効果の処理まで少し時間が掛かる。処理が終わると画面左上にパンボタンが表示される
  • パンボタン、WASDキー、マウス等で動かせます。

360度静止画の場合はアスペクト比が2:1なので、これを処理すればいいのか良く分かりません。16:9以外のアスペクト比で普通の動画をアップロードすると上下左右の何れかに黒い帯が表示されるはずです。試しにムービーメーカーで1920x1080の動画を作成しメタデータを付けてアップロードしてみたら、上下にブラックホールが現れました。参照:テスト1動画

静止画を複数用いて作成すればパンの途中で画像が切り替わる。参照:テスト2動画

元画像をアスペクト比16:9に変形してメタデータを付けてアップロードすると上下のブラックホールがなくなった。真後ろの黒線は残ってます。 参照:テスト3動画

ムービーメーカーでは1920x1080、1枚の再生時間が30秒までしか作成出来ないようなので、以後はPowerDirectorで作成することにした。※再生を停めてもパンは可能なので、再生時間は30秒でも大丈夫です。

9728x4864のEquirectangular画像をGimpでアスペクト比16:9、3840x2160に縮小、PowerDirectorで動画に変換を行い、動画用のメタデータを付けてYouTubeにアップロードすれば360度動画が完成です。