YouTubeで360度動画のアップロードや再生がサポートされているので試してみました。RICOH THETA Sを持っていれば簡単に360度動画が作れるけど持っていないので、スマホで作成したEquirectangular画像を基に動画を作成してみました。
先ずはYouTubeのヘルプから下記を参照です。
- コンテンツはアスペクト比 16:9
- 解像度 3840x2160(2160p)
- 正方画素(ピクセルまたはスケールのアスペクト比が 1:1)を保持
- 3840x2160 ピクセルすべてを使用した映像である必要がある
- アップロードされた VR 画像は横に引き伸ばされたように見えるはず
- 360度効果の処理まで少し時間が掛かる。処理が終わると画面左上にパンボタンが表示される
- パンボタン、WASDキー、マウス等で動かせます。
360度静止画の場合はアスペクト比が2:1なので、これを処理すればいいのか良く分かりません。16:9以外のアスペクト比で普通の動画をアップロードすると上下左右の何れかに黒い帯が表示されるはずです。試しにムービーメーカーで1920x1080の動画を作成しメタデータを付けてアップロードしてみたら、上下にブラックホールが現れました。参照:テスト1動画
静止画を複数用いて作成すればパンの途中で画像が切り替わる。参照:テスト2動画
元画像をアスペクト比16:9に変形してメタデータを付けてアップロードすると上下のブラックホールがなくなった。真後ろの黒線は残ってます。 参照:テスト3動画
ムービーメーカーでは1920x1080、1枚の再生時間が30秒までしか作成出来ないようなので、以後はPowerDirectorで作成することにした。※再生を停めてもパンは可能なので、再生時間は30秒でも大丈夫です。
9728x4864のEquirectangular画像をGimpでアスペクト比16:9、3840x2160に縮小、PowerDirectorで動画に変換を行い、動画用のメタデータを付けてYouTubeにアップロードすれば360度動画が完成です。